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【就活コラム】事業会社編(7) インターン理解1 事前準備編

インターンでは、模擬プロジェクトとして新規事業立案をおこなうものが大半です。インターンで成果を残した場合、本選考で優遇される場合や、そのまま内定につながる可能性も高まります。インターンに臨む際に持っておくべきマインドセットを頭に入れておきましょう。

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採用プロセスとしてのインターンシップ

インターンシップでは、その企業に勤めている人たちと触れ合うことで企業の雰囲気をつかむことができると同時に、ワークを行うことで擬似的に業務体験を行うことができます。

一方、インターンシップは業務体験の場であると同時に採用の場でもあります。企業では、内定承諾率をKPIにおいた採用戦略が練られています。インターンシップ参加者の場合、参加から内定のコンバージョンが高いため、力を入れて行なわれているのです。そのために、会社への理解、社員との交流、業務への理解、様々な手段で企業と学生間のミスマッチを無くすための設計がなされています。

 

インターンで評価される人材①

インターンで評価されるタイプには二つあり、一つ目は「もともとスキルが高く、即戦力として活躍できるタイプ」ですね。

即戦力として評価されるスキルとしては
・業界知識が豊富
・地頭が良く、ロジカルである
・リーダシップがあり、突破力がある
・アイデアが豊富
など幅広く存在します。各社の選考を通して、自分がアピールできると感じたポイントは、積極的にアピールしていきましょう!

 

インターンで評価される人材②

2つめはインターン内の短期間で成長できる人、または成長しそうだなと予測を持つことができるタイプ」つまり、期待値が高いタイプです。

実際の採用の現場では、「この学生はあまり伸びなそうだ。」「この学生はなんだか成長しそうだ。」 といった属人的な判断が行われることも多いのが現状であり、そこで重要なのがコミュニケーションです。 自らのチームのメンターや人事の方に、積極的にフィードバックをもらいましょう。

自分が何が得意で何が苦手で、どこをどうすれば改善できるのか、意見をもらうことで、プロジェクトの進行に全力を出す中、そういった自らを俯瞰できる力を身に付けることができます。 積極的に、自分がこのプロジェクトを成功させたいという気持ちを持っていることを伝え、すぐ実行に移すことで、期待値の高い人材として評価を得ることができます。

 

まとめ

新規事業立案系のインターンでは、会社を見極めると同時に、自らも評価されているという意識を持ちましょう。適切なマインドセットを持ち、短時間の中で実力をアピールできれば、確実に内定まで勝ち取れるはずですよ。

【就活コラム】事業会社編(6) 面接対策

本コラムでは、事業会社の選考で重要視される面接で頻出の質問について触れながら、面接の中で意識しておくべきことについて解説します。 

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面接に向けた事前準備

事業会社の面接では、人柄を掘り下げる時間が圧倒的に多くの時間を占めます。面接官は、WEBテストの結果やグループディスカッションでの評価があらかじめ伝えられています。その上で、自己紹介に始まり、志望動機、学生時代頑張ったこと、その中で大変だったこと、それをどう解決したか、といったオーソドックスな質問が行われ、最後に逆質問行われるというのが基本的な流れです。

企業によっては、長所短所を5個ずつあげてください、といった質問が急に来ることもあるので、十分な自己分析が必要です。また、志望動機に絡めて、なぜ他社ではなく自社なのか、自社に入ったらどういう業務を行いたいのか、といった具体的な質問が問われることもあるため、業界やサービスについてしっかりと理解を深めることが求められています。自己分析や面接対策は、ネクスベルを活用しながら、主観的な分析に加え、客観的な分析を得ることで、効率的に進めていきましょう。

 

面接における頻出の質問「ガクチカについて」

事業会社の面接で頻出である、ガクチカについて対策を行いましょう。ガクチカとは「学生時代に1番力を入れたことはなんですか?」という質問です。

質問の意図としては、目標に対し、どのような計画を立て、PDCAを回すことができたのかということです。この学生が企業に入った時に、目標に対してどのようにアプローチを行うのかイメージするために問われる質問です。その中で、自身はどのような役職だったのか?自分だからできたことは何か?目標はなんだったのか?実際に達成できたのか?その中で難しかったことは何か?のように、自らの行動について深堀りが行われます。あらかじめ、自分が行ったことについて深掘りを進めておきましょう。

 

面接における頻出の質問「挫折について」

同じく事業会社でよく聞かれる質問の一つに、「今まで一番の挫折は何か?」という質問があります。


質問の意図としては、あなたがもしこの会社に入ってどうしても解決することが難しい課題に直面した時にどのようにそれを乗り越えるんだろう、というイメージをしたいということです。自分がいかに課題に向かい合い、それを乗り越えることができたのか、しっかりと整理しておきましょう。

 

逆質問の時間を生かすには

面接では最後に逆質問の場が用意されています。逆質問の場は、御社に興味を持っていますということをアピールできる場と同時にその場を有効的に活用する質問力を見られているので、有効に使いましょう。逆質問で陥りやすい罠としては、調べたらわかるようなことを聞いてしまうというものがあります。給料はどれぐらいですか?など調べたらわかるものは、質問をしないほうが無難でしょう。


「もし、インターンに参加できることになったらどのような準備をしていけばいいですか?」などのようにモチベーションをアピールするのであったり、「○○さんは、この会社に入ってどのようなことを実現したいですか?」のように面接官のパーソナリティに踏み込む質問であったり、積極的に逆質問の場を生かしましょう。


まとめ

事業会社の面接では、その人が持つ価値観やパーソナリティに踏み込むようなパターンが多いです。基本的には、本コラムで説明したような質問に始まり、自分が持つ価値観や人間性を伝えて行く時間なので、ありのままに話すことが求められる可能性があります。

いずれの場合にしても、相手に敬意をもち、相手が何を聞こうとしているのか、質問の意図を読み取り、面接している自分を俯瞰的に見ることで、適切な質疑を行いましょう。その中で一緒に働きたいと思ってもらえるように自らの人となりを伝えるようにしましょう。

【就活コラム】事業会社編(5) 事業会社の選考スケジュール

今回のコラムでは、事業会社の選考スケジュールを時期別に理解しましょう。

通年採用を行なっているベンチャーから経団連に加入している大企業まで幅広い企業が存在する事業会社では、一般的な選考スケジュールが存在するわけではないので、必ず自らが志望する企業の選考スケジュールを確認してくださいね。

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事業会社の年間スケジュールに関して

一般的に事業会社の選考時期は学部3年(院1年)時の夏・秋冬・春・夏の4つに分類できます。とはいえ全ての時期に選考を行うわけではなく、ベンチャーでは夏秋で多くの学生が内定を獲得し、冬以降はコンサルティングファームの選考等に参加していた学生も入って来るため、余裕があるわけではありません。(※一部の企業は通年採用)

また一般的な大企業では、就活解禁の時期にエントリーページが開かれ、一般募集が始まります。このように事業会社では、企業によって採用スタイルが異なってくるので、自分が志望する企業に合わせた対策が必要となってきます。積極的に採用情報を入手した上で計画的にエントリーされることをお勧めします。

 

選考時期ごとの採用スタイル

基本的に夏から事業会社の選考に関わる場合は、インターン経由での内定獲得パターンが多いです。早期から事業会社へとつながりを持っておくことで、リクルーターが付き、定期的に面談や食事会をセッティングしてくれるケースが多いです。事業会社の特徴として、会社との付き合いが密接であるということが挙げられます。

秋・冬には、ベンチャーだと、大企業の本選考が始まる前にクロージングしたい企業も増えてくるため、内定承諾の話が出始めます。何れにしても、大企業であっても水面下で採用は行われているので世間的な就活解禁の前から動き出すことが内定獲得の近道であると言えます。
 

 

狙いどころはどこか

特にベンチャー企業で、行きたい企業がはっきりしている場合は、できる限り早くからイベント、OBOG訪問、インターンシップへの参加を行うことが大切です。また、総合商社や広告代理店などでもOBOG訪問が重要視されるため、積極的に動きましょう。

事業会社では、特にこの時期が狙い目だという時期はあまりないため、企業の選考スケジュールに合わせるのではなく、自ら積極的に情報を取りに行く姿勢が大事であると言えます。研究が忙しい理系学生など、あまり就活に時間を割くことが出来ない学生は、忙しい中どう時間を作って進めていくかという戦略を作り、その戦略自体もエピソードとして話すことができるくらいに突き詰めるのが良いでしょう。


サマーインターンに参加すると定期的にリクルーターとお話しする機会を得ることができる企業も少なくないため、内定を獲得するには非常に有利です。

 

まとめ

事業会社は非常に数が多いので、インターンや選考に参加する前にじっくりと自己分析を行い、自分が本当に行きたい会社を見つけることが一番の近道です。焦らず、じっくりと自らの価値観や行動規範と向かい合い、行きたい会社を見つけ出しましょう。

【就活コラム】事業会社編(3) 事業会社の職種別理解

第3回のコラムでは、事業を作る上で必要とされる職種について理解を深めましょう。

事業は、多くの職種が協力することで作られています。大きく分けるとビジネスサイド、開発サイドがあり、その中にはプロデューサー、エンジニア、デザイナー、マーケター、営業、人事など、様々な役職が存在します。本コラムでは、ビジネス職について理解を深めることを目的に、解説していきます。

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ビジネスサイドとは何か

事業を成長させるには、優れたプロダクトやサービスを作り、顧客に届けることが必要です。

一般的に、事業を成長させるには、「自らが提供する価値を定義し、プロダクトを作り、その開発に必要な予算を獲得し、営業でクライアントを獲得し、広告で顧客を獲得し、自社サービスを利用してもらうだけの魅力を生み出し、既存サービスよりもどうやって上回るかといった戦略の設計をし....」など、あらゆる課題に取り組む必要があります。それぞれの工程で職種は異なり、一口に事業会社と言ってもどこに向いているのかによって就活の動き方は大きく異なります。まずは具体的な職種を確認しましょう。


営業職とは

営業職とは、自社のサービスやプロダクトをクライアントの元へと直接届ける役職です。大きく分けて新規顧客に対する営業と、既存顧客に対する営業の2種類があります。営業職は、いわゆる飛び込み営業のようなイメージが強いこともありますが、実際にはクライアントと直接対話することでクライアントの抱える課題を特定し、それに対する打ち手や施策を考案し、自ら効果検証していく極めてやりがいのある仕事です。

テレアポ・訪問などの新規獲得や、既存クライアントに対し
リレーションを強化し、ロイヤリティを高めていくような施策の提案など、サービスの上流まで含めた視点が必要です。また、営業職は新規獲得数などノルマが決まられている場合もあり、目標設定に対しPDCAを回していく能力や、自ら足を動かし、施策を実践していく地に足がついたスキルを身に付けることができます。

 

マーケティング職とは

マーケティング職は、自社のサービスやプロダクトを売る仕組みを構築する役職です。自社のプロダクトの強みや、それが刺さる顧客を定義することで、ブランド戦略、コミュニケーション戦略を計画し、マーケティング予算からアロケーション(※)を組みます。
アロケーション:予算を媒体ごとに割り振る際の、その配分"


それだけではなく、アンケートやヒアリングを通じた消費者調査からデータ分析、アクセス解析を行うこともあります。WEBマーケターだと、google analyticsなどのツールを用いたり、自社サービスのアクセスログからSQL(データベースを扱うプログラミング言語)を叩くことで、施策の効果検証を行い、日々プロダクトの改善を行います。

マーケティング職では、なぜこのプロダクトが売れるのかと言った俯瞰的な視点や戦略的思考が必要とされ、実際には消費者調査や、インターネットを用いた競合調査、市場調査などのリサーチ業務、広告媒体の決定など、足元の作業に関わることが大半であり、汎用的なスキルを身につけることができます。

コーポレートスタッフ職とは

コーポレートスタッフ職は、いわゆるバックオフィス業務を担当する役職です。人事・総務・財務・法務など、企業を足元から支える役割を担っています。

人事では、人という観点から、企業の継続的な成長をサポートします。会社の経営陣と、今後自社にはどのような人材が必要であるのかと言った要件定義などの戦略立案から実際の採用まで一気通貫で行います。その他役職も、様々な部門間の橋渡し的存在として、企業の成長に貢献します。 


まとめ

ビジネスサイドは、事業成長を目標とし、様々な業務に取り組みます。

プロデューサーが全体統括を行い、マーケターはプロダクトのコアバリューを見極め、売り出し方を考え、実際に広告やPRを行う。
営業担当は自らの手足を使ってプロダクトを顧客に届け、現場の声を拾い上げる。
そしてそれら役職の後方支援としてバックオフィス部門が存在する。

このように、様々な職種が協力して初めて、事業が作り出されるのです。

【就活コラム】事業会社編(2) 事業会社事業フェーズ別理解

今回のコラムでは、事業を作るとはどういうことか、作る上での役割は何が必要とされているか、について解説します。

事業を作るには、「企画立案、資金調達、プロダクトやサービスの設計」など、様々なプロセスが存在します。本コラムでは、事業がどのように作られているのかについて理解を深めましょう。

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事業を作るとは何か

「事業を作る」とは、「顧客を創造すること」だと言われます。
ビジネスモデルを考え、そのビジネスモデルを実際に動かすことで、自分たちのサービスやプロダクトを利用してくれる人を生み出します。

前コラムで説明したように、事業会社は、既存事業の大きさや、新規事業への取り組み方からいくつかの種類に分けることができます。事業も同じように、そのフェーズによっていくつかの種類に分けることができます。顧客を創造するために、どういったフェーズを経て事業が拡大して行くのか見ていきましょう。

出典:「マネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版]

 

0→1の事業フェーズについて

ビジネスモデルを考案することで、事業作りが始まります。自分たちが解決したい課題や、実現したい世界、または世間的なニーズから、事業を作り出すタネを見つけます。そして実際にサービスやプロダクトの実現に向け、チームを作り、プロトタイプを作成します。必要があれば資金調達も行います。

このように0から1を生み出すフェーズでは、あらゆる課題が山積みです。
founder / merket fit(創業者とマーケットの適合性) や problem / solution fit、product / merket fitなど、事業を成功に導くあらゆる指標への評価を行います

そういった中では、「どのような世界を実現したいのか。」「世の中にはどのような課題があり、自分たちはそれをどういう風に解決していくのか」といったビジョンを持ち、一人一人が課題解決のためになんでもやるといった姿勢が必要です。


就活では、インターンで新規事業立案を課されることが多く、0→1の作業の最初の一歩を体験することになります。事業作りの流れを頭に入れておくと、インターンでの事業立案に役立つでしょう。

 

1→10の事業フェーズについて

次に、0→1のフェーズで生み出した価値をテクノロジーを用いたり、オペレーションを組むことで、広く提供できるような仕組みを作ります。

作業を自動化したり、創業者がそれぞれ独自の方法で行なっていた作業を統一したり、徐々に「組織」を意識し始めるフェーズです。事業会社に入り、新規事業を担当すれば、まず経験する事業フェーズですね。

 

10→100の事業フェーズについて

ある程度自動化やオペレーション構築が進み、事業を軌道に乗せる準備ができたら、販路の拡大、クライアントの拡充、採用など事業拡大を進めていくフェーズに突入します。

ここでは、プロダクトをさらなるいいものに改善したり、新規の営業先を開拓したり、様々な人たちの力が必要となってきます。例えばリクルートhot pepperやsuumoなどはこのフェーズに当たります。より良いユーザー体験のために90点のものを100点に仕上げる力が必要とされます。


まとめ

このように一般的に事業を行うといっても様々なフェーズが存在します。自分が事業会社に入りたいというとき、どのフェーズのどの役割をに担いたいのか整理をし、歩みたいキャリアプランをイメージすることが大切です。

【就活コラム】事業会社編(1) 事業会社の全体像理解

これまで、就活コラムではコンサルティングファーム投資銀行について解説してきました。

今回は、事業会社についてです。就活始めたての学生の多くが、「事業会社ってなにしてる会社?」とピンとこない業界ですよね。第1回のコラムでは、事業会社の種類、その特徴について解説して行きます。様々な企業を例に企業の成長フェーズと絡めながら、その特徴や共通点を理解しましょう。

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はじめに

事業会社には、
・大企業
・メガベンチャー
・10人にも満たないスタートアップ
のように多くの種類が存在します。

本コラムでは、それぞれの特徴を説明していきましょう。

 

事業会社とは何か

事業会社は、価値を生み出す主体者として自らの事業を展開しており、自らが実現したい世界や、解決したい課題にフォーカスを当て、多くの問題と向き合いながら意思決定を繰り返して行きます。そういう意味では、コンサルなどのアドバイザリーファームと比較して、自ら事業を動かして行く立場にあります。

最近では、コンサルティング会社や投資銀行から事業会社に転職するケースも増えてきており、実務の中でもコンサルティング会社からハンズオンで勤務するコンサルタントと仕事をするケースなども見られます。
 

 

事業会社の種類

一般的に、企業の規模や事業フェーズによって分けて考えてみると、理解がしやすいですよ。今回は、上記の通り、大企業〜スタートアップまで分けて考えましょう。

 

大企業とは
既存事業は成熟し、その豊富な資金を使って新規事業の立ち上げや既存事業の更なる市場拡大に向けて注力しています。
社内に多くの人材が揃っているので、取り組むことができる事業の範囲も大きく、その反面、新卒に与えられる裁量権が小さくなったり、新規事業へアサインされる可能性が低くなってしまう可能性があります。この辺りの方針は企業によるので、自分が志望する企業についてよく調べておきましょう。


メガベンチャー・ミドルベンチャーとは何か
メガベンチャー、ミドルベンチャーは、収益軸となる既存事業が存在し、かつベンチャーマインドを持ち、新たな収益軸となる新規事業を積極的に立ち上げようとしている企業です。

企業によっては新卒でも意欲のある人には、積極的に新規事業立ち上げのチャンスが与えられます。 リクルートDeNAサイバーエージェントなどは、積極的に新規事業に投資を行っている代表的な企業です。

一方、ベンチャーの規模が大きくなるほど、意思決定プロセスが複雑になり、事業スピードは遅くなってしまう可能性もあります。株主の存在や、すでに確立している企業のイメージなどから、事業領域もなんでも手を出せるというわけではないため、志望する企業がベンチャーマインドを持っているかどうか、新卒でも新規事業に携わることができるのかしっかりと調べておきましょう。

スタートアップとは何か
スタートアップとは、自らビジネスモデルを構築し、短期間での急激な成長やイグジットを目的とする組織のことです。10人ほどのスタートアップでは、自らの意思決定で事業が進んでいきます。事業領域や事業戦略、法務、財務、資金調達、エンジニアリング、マーケティングなど、全て自分たちが行います。

課題が多く、泥臭い作業が多くなる一方で、裁量権や達成感の大きさは大企業などと比較すると大きいと感じることも多いでしょう。が、新卒としての入社先として選ぶには入社する側も、採用する側もかなり度胸のある判断になるので、積極的に見に行く選択肢には入れなくても良いと思います。。

 

まとめ
このように一般的に事業会社といっても、その成長フェーズや目的によって様々な種類があります。自分が事業会社志望だという時には、「大企業志望なのか、ベンチャー志望なのか、スタートアップを立ち上げたいのか」を明確にした上で、どんなキャリアパスを描いていきたいのか考えることが重要です。

【インタビュー】NEXVELスタッフ:平尾静

NEXVELでは、担当会員のみなさんに担当スタッフ(=コンシェルジュ)がつきます。登録時の面談はもちろんのこと、その後も長期に渡ってみなさんの就活をサポートしていく存在です。

今回は、NEXVELの学生スタッフ、平尾のインタビューを行いました。平尾は、自身がNEXVELサービスの会員だった経験を生かして、コンシェルジュ業務を務めています。より学生目線に立ってアドバイスができるのは、学生スタッフならではの強みです。是非、インタビューをご覧ください。

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まずは自己紹介をお願いします。

平尾静です。現在早稲田大学国際教養学部国際教養学科5年生です。就職活動に関しては、最初は日系のエンタメ会社を見ていて、9月頃から外資コンサル/外資メーカーに志望を転向。最終的には日系のIT事業会社に就職を決めました。
自分の志望軸の変遷から見て分かるかもしれませんが..今までの人生で最も苦労した決断が就職先でした。会員の皆さんも、就職を通して悩む時が絶対に出て来ると思うので、その際は気持ちを共有できたら良いなと思っています。

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↑大学入学時

 

NEXVELに入社したきっかけはなんですか?
自身の就職活動の大部分をNEXVELに助けていただいたからです。
出会う学生さんの多くから、“ベンチャー企業の探し方が分からない”、“大手じゃないと不安”という言葉をよく聞きます。自身もそうでした。しかし、NEXVELでは、私の性格や理想のキャリアプランを踏まえて、私に合いそうな企業を選抜して紹介してくれたんです。

実際に選考に行ってみると「私はこの企業に行きたい!」と思い、最終的にベンチャー企業に就職を決めました。結論がどこに帰着するにしろ、結論を下した過程に満足することがとても大事だと思います。自分自身が助けていただいたように、これからは20卒学生さんの決断にご助力できれば良いなと思い、入社を決めました。


平尾さんは入社時からコンシェルジュのお仕事に興味を持っていましたよね。その理由を教えてください。

学生さんが進路を決断する過程に、最も携われる仕事がコンシェルジュだと思ったからです。コンシェルジュとは、就職活動の知識をお伝えするお仕事であると同時に、就活生が直面する辛さをしっかりと受容し、その上で良い方向に導いていくお仕事なのではないかと思っています。自身が就職生だった時に辛かったことが沢山あったからこそ、学生さんが辛い時に気を休められる場所になれたら良いなと思っています。

 

コンシェルジュとして心がけていることやこだわりを教えてください。

〈知識だけでなく精神的に頼れる存在になること〉を、心がけていると言うよりは目指しています。これはコンシェルジュ業務に限ったことではありませんが、“何かを良くしていく、また、継続して何かに向かっていく”という行為は、知識だけでも気持ちだけでも成り立たないと思っています。両面において信頼が得られた時に、やっと“頼れる存在”になれるのかなと思っています。
現時点では気持ちが前にのめりがちですが、頼りがいのあるコンシェルジュになれるよう尽力しようと思います。よろしくお願い致します。

 

 NEXVEL会員にメッセージをお願いいたします!

担当会員として平尾と出会ってくれてありがとうございます。出会い1つ1つを大切にしていきますので、これからどうぞよろしくお願い致します。
どのような理由によってどのような場所で働きたいと思うかは人それぞれですが、その人個人にとって、それはただ1つの物語だと思います。皆さんの物語が転機を迎えるこの時期に、それが描き出される過程を傍で見ていられることに、とてもワクワクしています。皆さんの素敵な人生を描く上で平尾が少しでも助けになれれば、この上なく嬉しいです。一緒に頑張っていきましょう。

 

 

最後に

NEXVELでは、社会人だけでなく、学生スタッフもみなさんの就職活動をサポートしています。最新の就活市場を経験してきたスタッフだからこそ共感できることも多く、学生の気持ちに寄り添ったサポートを進めています。ぜひ、あなたもNEXVELで就活をスタートさせませんか?

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