ネクスベルBlog StepUp!

会員制の就活支援サービスNEXVELが運営する公式ブログです。

【就活コラム】事業会社編(5) 事業会社の選考スケジュール

今回のコラムでは、事業会社の選考スケジュールを時期別に理解しましょう。

通年採用を行なっているベンチャーから経団連に加入している大企業まで幅広い企業が存在する事業会社では、一般的な選考スケジュールが存在するわけではないので、必ず自らが志望する企業の選考スケジュールを確認してくださいね。

f:id:nexvel:20180428164034j:plain

事業会社の年間スケジュールに関して

一般的に事業会社の選考時期は学部3年(院1年)時の夏・秋冬・春・夏の4つに分類できます。とはいえ全ての時期に選考を行うわけではなく、ベンチャーでは夏秋で多くの学生が内定を獲得し、冬以降はコンサルティングファームの選考等に参加していた学生も入って来るため、余裕があるわけではありません。(※一部の企業は通年採用)

また一般的な大企業では、就活解禁の時期にエントリーページが開かれ、一般募集が始まります。このように事業会社では、企業によって採用スタイルが異なってくるので、自分が志望する企業に合わせた対策が必要となってきます。積極的に採用情報を入手した上で計画的にエントリーされることをお勧めします。

 

選考時期ごとの採用スタイル

基本的に夏から事業会社の選考に関わる場合は、インターン経由での内定獲得パターンが多いです。早期から事業会社へとつながりを持っておくことで、リクルーターが付き、定期的に面談や食事会をセッティングしてくれるケースが多いです。事業会社の特徴として、会社との付き合いが密接であるということが挙げられます。

秋・冬には、ベンチャーだと、大企業の本選考が始まる前にクロージングしたい企業も増えてくるため、内定承諾の話が出始めます。何れにしても、大企業であっても水面下で採用は行われているので世間的な就活解禁の前から動き出すことが内定獲得の近道であると言えます。
 

 

狙いどころはどこか

特にベンチャー企業で、行きたい企業がはっきりしている場合は、できる限り早くからイベント、OBOG訪問、インターンシップへの参加を行うことが大切です。また、総合商社や広告代理店などでもOBOG訪問が重要視されるため、積極的に動きましょう。

事業会社では、特にこの時期が狙い目だという時期はあまりないため、企業の選考スケジュールに合わせるのではなく、自ら積極的に情報を取りに行く姿勢が大事であると言えます。研究が忙しい理系学生など、あまり就活に時間を割くことが出来ない学生は、忙しい中どう時間を作って進めていくかという戦略を作り、その戦略自体もエピソードとして話すことができるくらいに突き詰めるのが良いでしょう。


サマーインターンに参加すると定期的にリクルーターとお話しする機会を得ることができる企業も少なくないため、内定を獲得するには非常に有利です。

 

まとめ

事業会社は非常に数が多いので、インターンや選考に参加する前にじっくりと自己分析を行い、自分が本当に行きたい会社を見つけることが一番の近道です。焦らず、じっくりと自らの価値観や行動規範と向かい合い、行きたい会社を見つけ出しましょう。