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【就活コラム】コンサル編(3) 戦略コンサルファームの選考ステップ

コンサルティングファームを受験する上で、まずは【1回のエントリーの中での選考ステップ】について理解を深めましょう。

エントリー後に何が実施されるのかを押さえることによって、不用意な失敗を未然に防ぎ、またエントリーをする時期を考える一助になるでしょう。

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一般的な選考プロセス

一般的な選考プロセス 戦略コンサルファームの選考ステップには各社違いがあるものの、以下の様なフローを取ることが一般的です。

まずはオンライン上の登録フォームから基本情報を入力し、エントリーシート(ES)を提出します。ES通過後、筆記試験もしくはWebテストを受験し、これに通過した学生はケース面接(グループディスカッションの場合も有り)に臨みます。ケース面接は2〜4回程度行われる場合が通常で、ケース面接を乗り越えた優秀な学生は1〜4日間のジョブ選考に招待されます。

そして見事ジョブ選考を通過した後、最終面接を経て内定を貰うというのが主な流れになります。

 

ES及び筆記試験

戦略コンサルファームが学生に課すESについて、一般的に文字数は少なめ(200~300ページ程度)です。テーマは自身の経験や自己PRなどオーソドックスなものから、社会問題に対する自身の意見を問うものも有ります。

注意すべき点としては、文字数が少ないからといって内容も薄くていい訳では無い、という事です。寧ろ文字数の制限があるからこそより簡潔にかつ論理的に自分の主張を纏めることが重要であり、ファームが学生を評価するポイントになります。

 

次に筆記試験ですが、実はここが戦略コンサルの選考で最難関のステップです。出題分野が特殊的かつ通過率が著しく低いため、たとえ最難関大学の試験を通過した方であっても対策無しで挑むと落とされることは珍しくありません。この段階で落ちてしまうとコンサルタントとしての業務処理能力や思考力を疑われてしまい、再受験時の足枷になってしまうので、充分に対策した上で筆記試験に臨みましょう。

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ケース面接

ケース面接では学生とコンサルタント1対1で面接を行います。その場で与えられたお題に対し10分程度で施策を考えて提案し、それに基づいてコンサルタントと議論を交わします。

お題はある企業の売上向上や利益改善などのビジネスケースから、「交通事故を減らすには?」といった社会問題にまつわるものもあり、如何に論理的に自分の主張を展開できるか、コンサルタントからの鋭い指摘に対して効果的に反論できるかといった点が評価されます。

 

ジョブ選考と最終選考

ジョブ選考と最終面接 ジョブ選考に呼ばれた学生は3〜5人毎のグループに分けられ、与えられたお題について複数日間準備をしてプレゼンテーションを行います。お題そのものはケース面接を若干具体化した程度の場合が多いですが、ジョブ選考においては当然詳細な分析や深い洞察、現実的な提案策を含んだ発表が期待されます。

この段階においては単なる頭の良さだけではなくチームにおけるリーダーシップやコミュニケーション力であったり、メンターからの指摘を愚直に吸収して成長できるか等、より属人的な面を評価され、社員に「こいつと一緒に働きたい」と思わせた優秀かつ人間として魅力的な学生が最終面接に呼ばれ、内定へと辿り着きます。

 

最後に

コンサルティングファームは、GDやケーススタディなど、選考に臨むに当たっての準備が非常に重要になってきます。とはいえ、5月〜7月はベンチャーや事業会社といった業界の異なる企業の選考ラッシュでもあり、なかなか余裕を持って準備をできない学生がほとんどです。NEXVELでは、受験企業リストから逆算し、今の時期にどんな対策をすべきなのか一緒に考え、行動計画を練っていきます。「質の高いスケジューリングの元で就活を進めたい」という方は、是非登録会へお越しくださいね。

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