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【就活コラム】コンサル編(9) ジョブ理解 ワーク編

選考のラストスパートであり、最もヘビーなJOB対策に関する記事になります。

コンサルティングファームのJOBにおいては、アウトプットのクオリティだけではなく、過程」が重要視されます。今回のブログを通して、ジョブの全体感を把握し、ゴールまでの過程をイメージできるようになりましょう!

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ジョブとは

ジョブ選考では学生が3〜5人毎のグループに分けられ、与えられたお題について複数日間準備(ワーク)をした後、最終日にプレゼンテーションを行います。夏の段階ではインターンという形で開催される事もありますが、中身はがっつり選考なので心して臨みましょう。

ジョブ選考の課題は通常ビジネスケースで、具体的なシチュエーションが設定される場合が多いです。例えば対象企業が与えられたり、扱う事業セグメントや製品が限定される、また数値目標が予め設定されている事も多く、お題に対し効果的かつ現実的な施策を提案できるかカギとなります。評価されるポイントはプレゼンテーションの質もさることながら、最も重要なのは「グループワークの中で如何にチームに価値提供出来るか」です。入社後はプロジェクトチームの一員として働くため、ジョブ選考ではチームプレイの中で活躍できるかどうかを入念にチェックされます。

 

ワークの模範的流れ

ワークの進行において唯一つの正解というものはありませんが、押さえておくべきポイントは幾つかありますので、ここではそれらを模範的な流れに沿って説明していきます。

最初が定量的目標設定です。達成すべきゴールを数字で表現する事で議論がスムーズになり、また施策の絞り込みの基準にもなります。
次が、②事業セグメント絞り込みで、具体的にどの事業をテコ入れするか、市場のトレンドや競合環境を考慮した上で選択します。
事業を絞り込んだ段階で、③課題設定を行います。目標達成のために解決すべき課題、ユーザーやクライアントが抱える問題はは何か、リサーチやインタビューを行ってインサイトを導き出します。
そして、課題に対する④施策の洗い出しです。課題解決に繋がる施策を洗い出し、⑤施策の評価で最も効果的なものを選択し、提案という形で内容をまとめていきます。

 

ワークで評価されるポイント

ジョブ選考ではケース面接以上に詳細な分析や深い洞察、現実的な施策を含んだ発表が期待されます。複雑な課題を論理的にブレイクダウンして考えられるか、難しい問題でも諦めずに深く深く考え抜けるかといった"知的体力"が大いに試されますので、自分の能力を遺憾なく発揮しましょう。

また、先に述べたようにチームの一員として如何に貢献できるかが特に重要で、それはリーダーシップであったりコミュニケーション力であったり個人により異なります。自分がチームの中でどのような役割をすることが得意かを過去の経験も踏まえて理解し、本番では自分に出来る形で価値提供をしていきましょう。

 

最後に

グループワークのテーマに関して知的レベルでクリア出来ても、チームの中での立ち振る舞いが出来ない学生が一定数存在します。自分なりの役割が明確になると、安定してチームの中で存在感を現すことができ、他の学生に差をつけられますよ。どの役割が得意なのか明確にするためには場数を踏む必要があるので、早い段階で挑戦しておきましょうね!

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