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【就活コラム】事業会社編(4) 事業会社の選考フロー

今回は、事業会社の選考フローは何が存在するのかについての理解を深めましょう。

事業会社は、多くの会社と同じような選考フローが存在します。エントリーシート、グループディスカッション、面接、インターンなど、選考別に意識しておくべきことを事前にキャッチアップしてから臨むように心がけましょう。

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一般的な選考プロセス

事業会社から内定をもらう場合は本選考とインターン経由の大きく2つのパターンが存在します。本選考においては、事業会社の選考ステップには各社違いがあるものの、以下の様なフローを取ることが一般的です。

まずはオンライン上の登録フォームから基本情報を入力し、エントリーシート(ES)を提出します。ES通過後、筆記試験もしくはWebテストを受験し、これに通過した学生は面接(グループディスカッションの場合も有り)に臨みます。面接は3,4回行われるのが一般的で、面接を乗り越えた学生は最終的に役員面接に呼ばれ、内定をもらうことができます。

インターン経由だと、夏や秋、冬に数日間のインターンに参加し、インターンで優秀な成績を残すことで、個人的にリクルーターがつき、食事会に呼ばれることもあります。その過程で本選考に有利な状況を得ることが出来ます。そして、再度役員面接等を行い、内定をもらうことができます。


ES及び筆記試験について

事業会社が学生に課すESについて、一般的に文字数は少なめ(200~300文字程度)です。

テーマは自身の経験や自己PRなどから、「無料でできるビジネスを考えてください」などビジネスリテラシーを問うものも存在します。ESでは、自分が絶対に伝えたいこと、その後の面接で深掘りしてほしいことをバランスよく記述しましょう。
この人に会ってみたいと思わせるために、表面上のことよりも一つのエピソードを具体的に記述するのが良いでしょう。自分らしさを出すことができれば及第点です。


面接について

面接では学生と人事(事業部長などの可能性もあります)が1対1で面接を行うことが多く、学生時代に力を入れたことや失敗したことといったオーソドックスなものから、雑談めいたものまで、総合的なコミュニケーション能力が試されます。

事業会社の中では、なぜそれをやるのか、といったwill(意思)の部分が重要視されることが多いため、自己分析を重点的に行い、過去の自分の意思決定がどのような価値観に基づきされていたのかなど、徹底的に深掘って行く必要があるでしょう。

 

インターンについて

事業会社では、インターンとして新規事業立案を課されることが一般的です。企業によっては、すでに市場が与えられていたり、自社で新規事業を行う場合など条件が与えられているものから、まさにゼロの状態から企画を立案するものまで多岐に渡ります。

最終日には、チームで考案した新規事業を役員人などの審査員にプレゼンすることで順位がつき、優勝したチームには賞金や優勝会食がつくなどの報酬が存在する企業もあります。ちなみに、企業によっては
採用戦略を立案せよ、といったように新規事業立案じゃない場合も存在します。

 

最終選考について

事業会社の最終選考は、人事部長や役員、社長との1対1での面談です。ここをクリアすることで内定を獲得することができます。インターンで優秀な成績を残し、人事ともすごく仲良くしていただいた場合でも落ちることは多いため、最後までインターンを通じて自分が学んだことを整理するなど、PDCAを回す姿勢を怠らずに臨みましょう。

 

補足

事業会社では、0からプロダクトを作っていくだけの「熱意」や「覚悟」が強く求められます。面接やインターンで優秀なところをアピールしようと気負いすぎると、縮こまってしまい、「覚悟」をアピールできず損をしてしまう可能性があります。事業会社のインターンで、100点か0点で良いと思って自分らしさを前面にだす方が良い方向に転がるかもしれないですよ。