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【就活コラム】事業会社編(11)インターン理解5 プレゼン編

インターンの最後には、チームの事業案を審査員にプレゼンテーションする場が設けられており、代表取締役社長や役員陣、人事、他の学生の前で、10-15分かけて、自分たちの事業案の魅力をプレゼンテーションします。本コラムでは、プレゼンテーションで求められることについて理解を深めることを目的としています。 

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プレゼン資料の構成について

プレゼンテーションを行うにあたって、基本的にはpowerpoinntやgoogleスライドを用いてチームで資料を作成していきます。この際に重要となるのは、資料には、自分たちが考えた仮定を全て記述するのではなく、自分たちは何をやるのか、何をやりたいと思っているのかを明確に伝えることが必要となってきます。

以下にプレゼンテーション資料の構成を一例を示します。
(例)
1.アジェンダ
2.現状
3.課題
4.事業案
5.事業案詳細
6.事業戦略
7.将来の展望

基本的には、自分たちが何に着目し、それをどういった手段で実現/解決し、そうすることでどういった世界が実現できるのかといった、ストーリーを見せることが重要となります。伝えたいことはバラバラと点在させるのではなく、線でつなげるような構成を意識しましょう。

スピーカーの重要性

プレゼンにおいて、重要なのは資料とともにスピーカーです。自分たちの事業案が魅力的に伝わるように、聞いている人たちを引き込む必要があります。
TEDなどを参考に、理解しやすい話し方、観客を引き込む話し方、身振り手振り、速度を勉強することをお勧めします。いくつかインターンに参加する中で、プレゼンテーションがうまいチームに出くわすことも多いと思いますので、それを参考に自らのプレゼンテーションスキルを磨きましょう。

インターンにおいては、プレゼンテーションの10分で勝敗が決まります。議論に夢中になるのではなく、最後はとにかく資料を完成させ、プレゼンテーションの練習に時間を割きましょう。

 

評価の高い質疑応答とは

プレゼンテーションが終わると、審査員から質疑応答が行われます。この事業案にどうしていたったのか。他の事業案はなかったのか。などといった思考過程の正しさを確かめる質問から、その課題はこういう解釈ができると思うからその事業は本質的じゃないんじゃないの?といった根本から覆されるような質疑が来る場合もあります。

資料を作る中で想定Q&Aを作成し、全てAppendixとして用意するのも一つの手です。どうしても反論することができない場合は、その観点では議論できておりませんでしたと素直に認める姿勢も必要です。

重要なのは、事業案だけでなく、チームとしてもPDCAをまわすことができるんだと評価してもらうことです。質疑応答はプレゼンの成否を左右するといっても過言ではないので、考え切ったという証拠をしっかりを出しましょう