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【就活コラム】コンサル編(6) 戦略コンサルタントに求められるソフトスキル

コンサルはビジネスの現場に出向いてコミュニケーションを取ることも多く、ハードスキル以外にもソフトスキルが重要です。

多くの学生が見落とす点ですが、選考においても評価ポイントに当てはまりますので、早めにキャッチアップしましょうね!

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コンサルタントは現場と経営陣を繋ぐ役割

コンサルタントは想像以上にビジネスの現場社員と関わりを持ちます。と言うのも、戦略コンサルファームに案件を依頼するのは企業の経営陣であっても、根源的な課題や解決の糸口は必ず現場に眠っているものです。それゆえにコンサルタントは頻繁に生産や販売現場を視察し、実際のフロント社員にインタビューを行って情報を得ます。また業務改善プロジェクトではクライアント企業のオフィスに常駐する事も多く、単なる頭でっかちではコンサルタントとして機能しません。

戦略コンサルの重要な役割の一つには「ビジネスの現場と経営陣を繋ぐ役割」が有ります。企業の経営陣は多忙さやその立場に由来するしがらみから現場社員との接点が限られるため、現場を把握する事が難しい状況にあります。一方で経営執行の意図や目的が充分に現場社員に伝わっていない問題もあり、コンサルタントはプロジェクトを通して経営陣の考えを現場に伝える、また現場に眠る課題を見つけて経営陣に伝える役割も兼ねています。よって戦略コンサルタントは、純粋な頭の良さだけでなくよりウェットで人間的な能力も持ち合わせている必要があります。

 

コミュニケーション力の重要性

コンサルタントはプロジェクトベースで仕事を行うため、基本的には数ヶ月毎に担当企業が変わります。対峙するクライアントが変わる度に新たな現場を訪問することになるので、また一から関係性を構築する必要性が生じます。当然クライアント企業の役員は担当コンサルタントより遥かに歳上の場合が殆どですし、実際の現場社員は年齢もバックグラウンドも様々です。

こうした人々と効果的なコミュニケーションを取ることは大変難易度が高く、単なる”コミュ力”で何とかなるものではありません。

こうした状況で重要になってくるのが、実は『教養力』です。多種多様なクライアント社員との距離を縮めるには幅広い分野への理解や知識が大切で、どんな話題にも対応できる教養力が求められます。大企業の幹部社員は当然教養深い方々ばかりですので、彼等との会話を通して親交を深めるためには世界史や哲学、音楽やスポーツ、また食やお酒等様々なトピックに関する知識を蓄えておき、より円滑なコミュニケーションが出来るように準備しておくと良いでしょう。

 

最後に

就活というと、目先の内定にばかり注目しがちですが、大事なのは入社後のキャリアプランです。入社後に必要とされるスキルを後回しにするのではなく、今から身につけられるように努力しましょう!
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